事務所のノウハウを徹底的に整理しており、常に確実な業務を提供します。

多くの業務のノウハウをｃｈリスト化しています。

例えば、月次決算は約200項目、本決算は約500項目の手続きを「必ず」行うことにしており、必要な箇所は二重・三重のｃｈを入れ、処理ミスやアドバイスのもれが生じない仕組みにしています。

ｃｈリスト全体の関連性を理解して手続きを進めることにより、ベテラン職員の勘に基づく仕事よりもはるかに精度の高い業務が提供できます。

必ず行うべき業務に順序もつけず、もれがないかも確認しないままに、大雑把に仕事を進めている事務所がとても多いと感じますが、そのような進め方と比べると、精度や網羅性に雲泥の差があります。

頻繁に出てくる定型的な取引と、複雑な判断を要する特殊な事項がごちゃまぜになって、全てがやっつけ仕事になりがちな会計事務所の業務を改革するには、ｃｈリストによる消し込み方式は不可欠だと思います。

なお、ｃｈリストを済ませればOKというわけではなく、複雑な判断や相談に注力できるように、定型的な諸問題はｃｈリストで効率的・網羅的・機械的に片付けてしまおうと考えています。

ｃｈの内容は、どれも省略すると問題が残る可能性があるものばかりなので、ｃｈ項目をこれ以上減らす事ができないのが頭痛の種ですが、「必ず」行う手続きをこの精度まで明確にして業務の水準を確保している事務所はほとんどないので、長期的には大きな強みと考えています。