山本公認会計士・税理士事務所 港コンサルティング

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会社設立のメリット・デメリット

メリット

● 社会的信用度が高まり、営業上プラスになる。
● 節税の方法が多くなる。
   役員報酬の支給により、給与所得控除を活用できる。(所得約500万円で約150万円控除できる)
   生命保険料の掛け捨て部分を、全額経費にできる場合がある。(個人の場合は4~12万円が限度)
   家族の従業員への給与も、税務署の承認がいらない(個人は金額の承認を受ける必要あり)
   青色申告をすれば、赤字はその後の10年間の利益から差し引ける。(個人は3年間)
   借上社宅の家賃の8割程度を経費にできるケースが多い。(個人はできない)
   社長への将来の退職金を、一定のスキームを使って経費計上しながら積み立てることができる。
   借入金の利息は全て経費になる。(個人の場合、借入金の使途によっては経費にならない)

● 銀行からの融資が受けやすくなる。
● 株式会社や合同会社の場合は、出資者の責任が限定される。
● 設立後2期目までは消費税を納付しなくてよい。(期首資本金1千万円以上の場合など例外あり)
● 個人事業で消費税課税事業者となっていても、設立後2期目まで免税の場合もある。

デメリット

● 経理業務と税務申告が複雑になる。
   複式簿記による経理が不可欠となる。法人税の申告は所得税の申告に比べて非常に複雑である。
● 赤字の年度でも法人住民税の均等割が発生する。
   会社が赤字でも最低7万円の均等割を納税しなければならない。ただし、青色申告をしていれば赤字は
   その後の10年間の利益から差し引けるので、赤字続きで倒産する場合以外は一概にデメリットとはいえない。

● 接待交際費の一部が経費にならない場合がある。
● 設立時に諸費用がかかる。
   株式会社の場合、法定費用が20万円程度、司法書士等への報酬が5~10万円程度かかる。