経理事務のアウトソーシング
社内で対応すべき作業も、諸々の事情によりどうしてもアウトソーシングしたい場合、規模が小さければ、会計事務所でも一般的に別報酬にて受託可能です。
しかし、従業員数が十名を超えてくると、会計事務所が全てを代行するのは役割分担としても不適切であり、フィーも割高になります。
とは言うものの、会計事務所ではなく経理代行会社に外注するとなると、守秘義務とスキル面で不安が残り、特に社外で処理するとなると、精度が著しく下がります。
解決策としては、人材派遣会社から社内に一般事務のスタッフを派遣させ、そのスタッフのコントロールを会計事務所に任せる方式が合理的です。
ただし、業務フローやch体制を徹底して標準化している会計事務所でないと、うまくコントロールができませんので、注意が必要です。
弊社は、業務フローの標準化・簡素化は最も得意とするところですので、人材派遣のコントロールのご要望がございましたら、ぜひご連絡下さい。
この方式を活用すれば、ベテランの経理担当者が退職すると誰も会社の状況がわからないというような、ありがちかつ重大な経営上のリスクもなくなりますし、人件費を抑えるといという効果もあります。
正社員でない方が「経理」という会社の全てがわかる業務に携わるという懸念と、コントロールする会計事務所の力量が問題になりますが、うまく活用出来れば多大なメリットが得られます。