取引毎の役割分担　（会計事務所主導）

◆◆固定費（販売費及び一般管理費）・資産･負債（売掛・買掛・手形を除く)については、内訳管理を月次単位で会計事務所に任せられる。◆◆

顧問先で会計入力していても、これらの取引は売上や仕入等と異なり、月末で正確に締めるまでは有用な情報とは言えないので、毎日きちんと管理する重要性は低い。
見方を変えれば、計画段階で概ね予定できる取引であり、毎日管理するよりも計画時に入念に検討することが重要である。
これらの取引も会社で概ね管理する事は十分可能であり、規模が大きくなれば会計事務所に丸投げでなく会社で対応した方がよいが、これらを網羅的に正確に経理するには、部分的に経理・税務の高度な知識やテクニックが必要となるので、月次決算の確定は、無理に会社で行おうとせずに会計事務所に任せるのが合理的。